主なルール

 1チーム6名ずつ、計12名が卓球台をかこみ、車イスの人は車イスで、歩ける人はイスに座ってスタンバイします。

ラケットは、たて・よことも300mm以内の大きさの板(木製)との規程があり、通常はかまぼこ板のような長方形の板を使用しています。また、ネットは通常より高く(57mm)上げたものを使用してネットの下を転がして打ち合います。(ボールには中に金属球が入っていて音が鳴ります)

 また、得点はラリーポイント制で通常15点先取(デュースはなし、試合により11点先取の場合あり)で3セットマッチにて行われる。(試合により2セットマッチの場合あり)

 

<相手の得点となるファウル>

〇サーブミス

  サーブしたボールが直接ネットに触れた場合など、正規のサービスが 

  行えなかったとき。

〇サーブブロック

  ブロッカーが、サービスされたボールを直接相手コートにかえしたと

  き。

〇ボールアウト

  自コートの台から出たときや、ネットの上を越えたとき。

〇ホールディング

  ボールを押せえたり押し出したりしたとき。

〇ドリブル

  ボールに連続して2回以上触れたとき。(但し、ネットに触れた場合

  は、もう1回だけボールに触れることができる。)

〇サポート

  打球したボールが支柱やアンテナ、その間のネットに触れたとき。ま 

  たは、支柱とアンテナの間の空間(ネト下)を通過したとき。

〇タッチネット

  ラケットや身体が支柱やネットに触れたとき。

〇オーバーネット

  ネットを越えて相手コート内にラケットや身体の一部が出たとき。

〇ボディボール

  コート上でボールが身体などラケットの範囲以外にあたったとき、又

  打球したとき。(ラケットの範囲とは、ラケット及びラケットを保持

  する手首まで)

〇ストップボール

  自コート内で、ボールが静止したとき。

〇オーバータイムス

  3打以内で返球できなかったとき。

〇スタンディング

  競技者が車イスまたはイスから腰を浮かしたとき。

  車イスまたはイスを動かしたとき。

〇インテンションファール

  打球後、ラケットをわざと手から離したとき。

  コート上のボールを故意に吹いたり、あおいだりしたとき。

  ラリー中、ラケットを持ち替えたとき。

  その他、競技者として相応しくないプレーをしたときや、バッドマナ

  ーがあったとき。